石原式色覚異常検査表とは、使い道と検査表の画像と答え



石原式色覚異常検査表とは色覚異常、つまり色の認識能力が正常かどうかを検査するために主に眼科で行われる検査表です。

簡易検査ですので、この検査で異常があった場合にはより詳しい検査が行われる場合があります。

ただ、簡易検査とはいえ、色覚異常かどうかの検出率は非常に高く、99%の検出率を誇ります。

石原式色覚異常検査表で苦手なのは色覚異常者がどのタイプの色を判断しにくい目なのかを判断する事で、異常かどうかを検出する能力は高いため、なるべく若いうちに一度受けておいた方がいい検査です。

なぜなるべく若いうちに受けたほうがいいかというと先天性の色覚異常というのは生涯を通じて変化せず、若いうちに判定された検査結果は一生モノだからです。

では治療できない色覚異常を若いうちに検出して何になるか、というと、一つは色覚異常を自覚する事で他の人や先生にあらかじめ説明をし、協力してもらえる、という事です。
世の中には様々な色を使ったモノがたくさんありますので、色覚異常があれば、そのタイプに関わらずある程度不自由しますので、周りの人には理解してもらったほうがいいと思われます。

もう一つは、将来の職業に制限がある、例えば信号を正しく判別できないといけない運転手系や色の判別は重要になる服飾系など、これらを知っていないとせっかく努力して目指していても、色覚異常のせいで別の道へいかざるを得なくなった、という人が結構多いのです。


石原式色覚異常検査表の画像と答え

石原式色覚異常検査表の使い方は単純です。
表の中の色のついた数字を読み、答えがあっていれば正常、間違っていれば異常というものです。
ただ、1問間違えたとか読みにくいくらいなら正常です。

それと表の文字は主に3種類のタイプがあり、1種類目が「誰でも読める数字」、2種類目が「正常者のみ読める数字」、3種類目が「異常者のみ読める、または違う数字に見える」です。

下記に3種類のタイプの石原式色覚異常検査表の画像と答えを掲載します。

石原式色覚異常検査表の画像

色覚に関係なく誰でも12と読める数字です。

石原式色覚異常検査表の画像2

正常者は74と読め、色覚異常の特定タイプはで21と読めます。
正常の人は21の部分に少し違った色があるのがわかるでしょう。

石原式色覚異常検査表の画像3

正常者のみ6と読めます。
正常者でもぱっと見わからない人はいるかもしれませんが、よく見るとわかります。

石原式色覚異常検査表の画像4

正常者には読めませんが、色覚異常者には2と読めます。
2と言われてから注意深く見ると正常者でも2と見えなくもないですが、石原式色覚異常検査表は直感的に答えてもらいます。


石原式色覚異常検査表の画像5

少し小さいですが、左の数字17に見える人は青系の色覚異常、真ん中が70に見える人は赤系の色覚異常、右が5に見える人は緑系の色覚異常です。
さらに正確な色覚異常の程度とタイプを調べるにはパネルD15テストを行います。

ちなみに1種類目の「誰でも読める数字」というのがなぜあるかというと、石原式色覚異常検査表は戦時中に兵士の適性検査に用いられたものだからです。
石原式色覚異常検査表で異常だと判断された人は敵味方の判別ができないとして兵士に不適格とされ、戦争にはいけなかったのです。

逆に、戦争に行きたくなくて見えてるのに見えない、という嘘をつく人をあぶり出すだめに「誰でも読める数字」も用意したと言われています。

パネルD15

色が少しずつ変わっていくキャップをバラバラに並べ、患者に色の近い順にキャップを並べてもらう検査です。
1番目のキャップだけは固定で取り外せません。
正常者でも1つか二つくらい間違えることも多いですが、先天性の色覚異常がある人は特徴的な間違え方をするため、色覚異常のタイプがわかります。


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