会社でスピード出世するタイプというのはマジメにこつこつがんばっている人や学歴のいい秀才、天才タイプだけとは限りません。
「雨上がりのAさんの話」で紹介されていたスピード出世するタイプの人を紹介します。
会社で出世できる人の特徴は経営コンサルタントの「島倉大輔」さんの情報によるものです
島倉大輔さんはこれまでの経験からスピード出世する人をたくさん見てきたそうですが、そのタイプは大きく2つに分かれると言っています。
その2つを下記にまとめました。
スタートダッシュタイプ
このタイプで本当にいた人の話です。
その人は「自分に歓迎会に行かない」という普通では考えられない行動をとったそうです。
歓迎会に行った理由は面倒だからといった理由ではなく「ある所」にいっていたそうです。
そのある所とは、「取引先の飲み会」だったといいます。
当然歓迎会が開かれているくらいなので、その人は入社してすぐの新人なのですが、その人は「新人研修中に取引先に行き、あいさつ回りを済ませておいた」というのです。
その結果、会社は彼を1ヶ月で昇進させたのです。
その理由は取引先の社長が彼のことをベタ褒めしたからだそうです。
このような行動は同僚からはやっかみを買いそうですが、彼は「同僚より社外の評判を上げるこに集中」し、結果的に会社の評価も上がり、入社一年で営業成績もトップとなったのです。
必死で上司の機嫌をとり、出世してもらおうと頑張る人は多いと思いますが、新人でこのような行動をとっている人はあまりいないのではないでしょうか。
出世するためには何が大切であるかを知っていて、それに向かって最短、全力で突き進めるタイプということですね。
偽サボリ社員タイプ
このタイプはよくいるサボリ社員に見せかけた天才型です。
実際にいたこのタイプの社員の話です。
彼はジュース販売の営業マンで、普通なら営業マンですので、手当たりしだいに電話をかけたり飛び込み営業をしたりするところを、彼はそれをせずに、「13時~17時まで喫茶店で過ごす」という生活をしていたのです。
つまり、同量が必死に営業活動をしている中、彼は本当に喫茶店でコーヒーを飲んでいたのです。
ただ、彼はそうしながらもなぜか売上げがトップだったのです。
その売上げをあげる方法とは、「12時~13時」にある所へ行くことだったのです。
そのある所とは、「市役所」という意外な場所でした。
なぜそれで売上げがあがったのかというと、ほとんどの公務員の方は12時から13時まできっちり昼休みをとるそうで、その時間に行くと休憩時間であるため話を聞いてくれやすいというのです。
そのため、飛び込みに比べて格段に営業がしやすい状況となっているのです。
そして、その営業マンはその場にいる人にジュースの試飲を頼み、いない人には、机の上にチラシを置いておきます。
結果、ジュースがおいしいと思った市役所の人は宣伝をしてくれるのです。
そして売上げをどんどん伸ばしていったわけです。
実は、この営業マンは喫茶店にいたときもただ休んでいたわけでなく、販売ルート練っていたのです。
ただやみくもに体を動かしている人よりも一見さぼっているように見えて売上げを伸ばす手段をしっかり考えてから行動するタイプというわけですね。
これら2つのタイプ以外にも出世するタイプはいるでしょうが、こと「誰よりも早く出世する」という点ではこの2タイプがベストだということですので、スピード出世を狙っている人は参考にしてみるといいでしょう。