中国で生まれた名言格言集



人生 意気に感ず
功名 誰か復(ま)た論ぜん

人物:魏徴(ぎちょう)

[訳]人生の醍醐味は、自分を男と見込んでくれた相手のために、粉骨砕身働くことにある。
利益や名誉のために計算ずくで働くなど愚の骨頂だ。



中人(ちゅうじん)以上は、以て上を語ぐ可し。
中人以下は、以て上を語ぐ可からざるなり。

人物:孔子(こうし)

[訳]人間としてのレベルが中以上の人には、高度な話をしてもよいが、レベルが中以下の人には、高度な話をしてもどうせ理解されないから、話すべきではない。



老いては当に益壮んなるべし。
寧(なん)ぞ白首の心を知らん。

人物:王勃(おうぼつ)

[訳]男子たるもの、年老いても志を高くもち続け、若い頃以上に意気盛んでなければならない。
世間の人々には、こんな白髪頭の老人のこころのうちなどわからないだろうけれど。




手を翻せば雲と作り 手を覆せば雨
粉粉(ふんぷん)たる軽薄 何ぞ数うるを須いん
君見ずや 官鮑貧時(かんぽうひんじ)の交わり
此の道 今人(こんじん)棄てて土の如し

人物:杜甫(とほ)

[訳]手のひらを上に向ければ雲となり、下に向ければ雨となるように、軽薄な俗物たちの気持ちはめまぐるしく変わるから、気にするな。
管仲と鮑叔の貧乏時代の友情を見たまえ、今の人は、彼らのような友情を、土くれのように捨てている。



蝮蛇(ふくだ) 一たび手をさせば
壮士 即ち腕を解く

人物:陸亀蒙(りくきもう)

[訳]男たるもの、腕をマムシに噛まれたら、毒が回らぬうちに、即刻、腕を切り離すくらいの決断力があるべきだ。



天 我が材を生ず 必ず用有り
千金散じ尽くすも 還(ま)た復(ま)た来たらん

人物:李白(りはく)

[訳]天が私を必要としたから、私はこの世に生まれたのだ。
だから金など、使いたいだけ使ってしまえばよいのだ。
どうせいずれは私のもとへ戻ってくるのだから。




何ぞ世を恋いて常に死を憂うるを須いん
亦身(またみ)を嫌いて漫(みだり)に生を厭(いと)うなかれ
生去死来 都(すべ)て是れ幻
幻人の哀楽 何の情にかかけん

人物:白居易(はくきょい)

[訳]生きることに執着するあまり、死を恐れるなど愚の骨頂だ。
自分のことを好きになれないからといって、
生きることまで嫌がってはいけない。
生も死も幻なのだから、幻の人生の中の幻の哀歓など、気にかける必要はない。



春眠 暁を覚えず
処処に啼鳥(ていちょう)を聞く
夜来 風雨の声
花落つること知る多少

人物:孟浩然(もうこうねん)

[訳]春の眠りは気持ちよすぎて、夜が明けたのにも気づかなかった。
あちこちから小鳥のさえずりが聞こえてくる。
昨夜は風雨の音がしていたが、庭の花はどのくらい散っただろう。



菊を採る東籬(とうり)の下
悠然として南山を見る

人物:陶潜(とうせん)

[訳]東の垣根の辺りで菊の花を摘み、ゆったりした気分で南山を眺めた。



貌言(ぼうげん)は華なり。
至言は実なり。
苦言は薬なり。
甘言は疾なり。

人物:司馬遷(しばせん)

[訳]飾り立てた言葉には花はあっても実がないが、真実を言い当てた言葉には実がある。
耳に痛い忠告は薬になるが、耳に心地よい甘い言葉は病気のもとである。


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